コンクールを受ける意味とは?

コンクールを受ける意味とは?

コンクールを受ける方は、何を目的として参加されているでしょうか?

私も学生の頃、様々なコンクールを受けましたが、私の目的は主に以下の3つでした。
1.人前で発表する機会を増やす
2.試験やコンサート等のリハーサルとして利用する
3.レパートリーを増やす

今は、幼児のうちから参加出来るコンクールも多く、趣味で習っている人も気軽に受けられる時代ですが、私が受けていた当時は、コンクールといえばある程度専門的に勉強している人が受けるもの、という印象でした。

発表会と違って、コンクールには演奏に対する「評価」がつき、審査員の「講評」がもらえるものや、成績上位者には賞金や、入賞者コンサートがついていたりするものもあります。

私自身は入賞することは考えていませんでしたが、結果がついてきた時はやはり嬉しいもので、認められた喜びと、他の参加者の演奏にも刺激を受けて、さらに上を目指すべく頑張りました。

受けたコンクール全てに良い結果がついてきたわけではありませんが、それでも、もしコンクールを受けていなかったら、上達のスピードや勉強した曲数、舞台経験を積むこと等、過ごした時間の密度や成長は全然違ったものになったと思います。

そんな私自身の経験から、意欲のある生徒さんには、コンクール参加を積極的にお勧めしています。

やはり目的を持って練習をすると、特に学生のうちは驚くほどの吸収力と目を見張る成長があり、その経験は、将来ピアノを専門に進まなくても、一生の財産になると確信しています。

生徒さん自身も、コンクール経験を積み重ねて行く中で、自分の成長を感じられるようで、大きな緊張を乗り越えた自信が、また次のやる気につながっています。

フロイデピアノ教室では、長年のコンクール審査員および指導経験から、他の教室で習われている方向けに、アドバイスレッスンも行っています。

1.様々な視点からのアドバイスを求められる方
2.本番前のリハーサルを兼ねて、いつもと違う環境で演奏する度胸をつけたい方
3.生徒さんの指導で悩まれている指導者の方

以上の方は、是非、当教室にお問合せください。お役に立てれば幸いです。